「岡山で子どもがのびのび育つ家を建てたい」。そう願うパパ・ママのために、子育てしやすい家づくりのポイントをご紹介します。
車社会である岡山県ならではの「動線」の工夫や、健康を守るための建材選びなど、地元の先輩施主が取り入れて良かったアイデアをまとめました。
子どもがすくすく育つ家づくりは、快適で安全、そして健康に暮らせること。つまり高気密、高断熱の家があげられます。
岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど日差しが強く、夏場の室温上昇は熱中症のリスクにもなります。断熱性能を高めることで、夏は涼しく、冬はあたたかい、室内気温が一定に保たれた空間を実現できます。冬でもはだしで過ごせるほど足元が冷たくならない家なら、子どもたちは一年中元気に走り回れるでしょう。
子どもたちが過ごしやすい住まいもそうですが、家族全員が健康に過ごすためには、家中の温度差をなくすことも大切です。
室内の温度が極端に違うと、入浴時などにヒートショック(血圧の急変動による事故)を起こすリスクが高まります。高気密・高断熱な家は、リビングも脱衣所も温度が一定に保たれるため、小さな子どもやお年寄りのいる家庭でも安心です。
動き回る子どもを事故から守るための安全対策(角の丸い柱や指挟み防止ドアなど)はもちろん大切ですが、岡山での暮らしを考えると、もう一つ重要な視点があります。それは「車移動を前提とした動線」です。
岡山での子育ては、毎日の保育園・習い事の送迎や、週末のまとめ買いなど、車での移動が基本です。
そこで人気なのが、「駐車場(カーポート)→勝手口→パントリー→キッチン」と直結する間取り。重い荷物や眠ってしまった子どもを抱えて帰宅した際、リビングを通らず最短距離でキッチンへ行ける動線は、岡山の子育て世帯から絶大な支持を得ています。
岡山市や倉敷市は公園や自然が多く、子どもが外遊びで泥だらけになって帰ってくることも日常茶飯事です。
最近のトレンドは、玄関を入ってすぐに手洗い器を設ける「ただいま手洗い」や、汚れた服のままお風呂場へ直行できる「シューズクローク→脱衣所」の回遊動線。ウイルス対策としても有効で、採用する工務店が増えています。
いちばんの条件は、身体にやさしい家であることが大前提。とくに、アレルギー、アトピー体質や喘息のお子さんをもつ親御さんは気を付けてあげたいのが建材や素材選び。天然木、自然素材の家は、子どもの身体を刺激から守り、負担を軽減させてくれます。
木の良い香りが充満するだけでなく、空気もキレイに保てることもポイント。子どもは摂取する空気量が大人よりも多く、それだけ部屋の空気に影響されやすくなります。ビニールクロスではなく漆喰(しっくい)や珪藻土の壁を選ぶことで、化学物質を分解し、アレルギー症状が落ち着いたというケースも多くあります。
岡山県は、良質な「美作ヒノキ」などの産地でもあります。地元の木を使って建てた家は、その土地の気候風土に馴染みやすく、耐久性が高いのが特徴です。
また、無垢の床材は冬でもヒヤッとしにくく、柔らかい肌触りが特徴。ハイハイをする赤ちゃんや、床で遊ぶことが多い時期の子どもにとって、最高の遊び場となります。
岡山市内(北区など)を中心に、注文住宅を建てるエリアを決める際、「希望の学区かどうか」を最優先にするご家庭が非常に多いです。
京山学区や津島学区など、人気の学区は土地の価格も高く、競争率も激しい傾向にあります。「家」の性能も大切ですが、子育て環境を含めたトータルの予算計画を立てるためにも、土地探しに強い工務店をパートナーに選ぶことが成功の鍵となります。
引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)
引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)
引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。