岡山市で子育てしやすい家づくりのポイントについてご紹介しています。子どもがすくすく育つための家の性能や健康のための建材選びなど、チェックしてみてください。
子どもがすくすく育つ家づくりは、快適で安全、そして健康に暮らせること。つまり高気密、高断熱の家があげられます。夏涼しく、冬あたたかい、室内気温が一定に保たれているので、冬でもはだしで過ごせるほど足元も冷たくならないので、常に快適に過ごせるでしょう
動き回る子どもを事故から守るために安全対策がされているかもポイントです。
例えば角が丸くなった柱、指が挟まれない工夫がされた扉など子育てパパママには有難い性能です。
いちばんの条件は、身体にやさしい家であることが大前提。とくに、アレルギー、アトピー体質や喘息のお子さんをもつ親御さんは気を付けてあげたいのが建材や素材選び。天然木、自然素材の家は、子どもの身体を刺激から守り、負担を軽減させてくれます。
木の良い香りが充満するだけでなく、空気もキレイに保てることもポイント。子どもは摂取する空気量が大人よりも多く、それだけ部屋の空気に影響されやすくなります。天然住宅に引っ越したら、子どものアレルギー症状がピタリと治まったというケースもあるそうです。
身体にやさしい家づくりには、昔ながらの家づくりを参考にした無添加住宅がピッタリ。もちろん、使用する建材は化学建材は一切使用せず無添加のもの。天然の木材は調湿効果があり、カビや結露も防いでくれ、まさに部屋の空気が変わります。
また、天然素材を使った家づくりでは、シックハウス症候群の原因になる化学建材やビニールクロス、接着剤に使われていたホルムアルデヒドなどの使用は一切使いません。
つまり身体に悪影響を及ぼす素材は一切排除。使用するのは、無垢材、漆喰、炭科コルクなどの天然素材。小さな子どもが口に入れても安心な優しい自然素材の家は、快適さを追求できるだけでなく安全に過ごせます。
子どもたちが過ごしやすい住まいもそうですが、快適に過ごすためには、室内の温度を一定に保つことも大切です。
室内の温度が極端に違うと、室内でのヒートショック(血圧の上下により心臓や血管)を起こすリスクも高まります。ヒートショックによる事故を減らすには部屋の温度差を無くすことが大切です。
引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)
引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)
引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。