憧れのマイホーム計画。チラシやネット検索も良いですが、やはり実物を見るのが一番の近道です。
岡山県には、日本最大級の規模を誇る「RSKハウジングプラザ」や「山陽新聞岡山住宅展示場」など、多くのモデルハウスが集まる展示場があります。しかし、何も知らずに行くと「豪華すぎて参考にならなかった」「営業トークに疲れてしまった」ということも。
ここでは、岡山の注文住宅で見学に行くべきスポットの違いや、見るべきポイントを解説します。
各社の住宅の特徴や設備、資金のこと、家を建てるための情報を一度にチェックできるのが、モデルハウスや住宅展示場です。
RSKハウジングプラザ(岡山市北区)のような総合展示場は、一度に複数のメーカーを比較できるのが最大のメリット。土日にはイベントも多く、家族連れで賑わいます。
ただ気をつけたいのが、モデルハウスは「夢を売る場所」であり、一般的な建物よりも広く、最上ランクの仕様(オプション満載)になっていることがほとんどだということ。
「素敵!」と舞い上がって契約したものの、実際の予算内で建てられる家は「モデルハウスとは別物だった」と後悔するケースは少なくありません。必ず「標準仕様はどこまでか」「このモデルハウスと同じ仕様にするには坪単価いくらになるか」を確認しましょう。
モデルハウスに入ったら、デザインだけでなく「窓の配置と日射遮蔽」をチェックしてください。
岡山は夏の日差しが強烈です。大きな窓は開放的ですが、軒(のき)や庇(ひさし)、シェードなどで直射日光を遮る工夫がされていないと、夏場は灼熱地獄になります。「デザイン優先で西日対策を忘れていないか?」という視点で見るのがプロのコツです。
総合展示場のモデルハウスとは別に、工務店が個別に開催する見学会には、建築の仕組みや工程、構造を知る構造見学会と、実際に住宅用として完成した住宅を見る完成見学会の2つがあります。
を貼ってからでは見えなくなる「柱」「断熱材」「基礎」を確認できます。耐震性や気密施工の丁寧さをチェックできる貴重な機会です。
際に施主が建てて、これから住む家を見学できます。モデルハウスのような「見せるための家」ではなく、「生活するためのリアルなサイズ感」を確認できるのが最大の特徴です。
特に岡山では、新しい分譲地での完成見学会が多く開催されています。隣家と近い窓の位置や、駐車場から玄関までの動線など、より現実的なシミュレーションが可能です。
小さな子供連れだと、施主様の大切な住宅を傷つけてしまうなどの恐れもあり、手袋・靴下の着用が必須だったり、キッズスペースが設けられていたりする場合もあるので、予約時に確認しましょう。
それぞれの特徴をアピールするために住宅展示場に建てる仮想住宅のことをモデルハウスといいます。一般的に、モデルハウスは予約や入場の条件は不要。敷地内には複数のメーカーの住宅があることが多く、何社もの住宅を比べてまわることもできます。
展示以外にもイベントやセミナーをおこなっており家族での参加もおすすめです。一方、見学会は実際に人が住む予定の住宅を見学するというもの。モデルハウスとは違い、よりリアルな住宅の仕様や暮らしをイメージできます。
また、住宅の買主に直接話を聞くことができるというメリットも。見学は期間限定の開催が多く、事前の申込みが必要です。実際に人が住む予定の住宅なので見学の際には、傷をつけないよう注意しなければなりません。
せっかくモデルハウスや見学会に参加するのであれば、より多くの情報を入手したいものです。後から情報を振り返るためにもきちんと準備をしてのぞみましょう。モデルハウスや見学の際に持っていくと役に立つアイテムを紹介します。
高さや幅を確認したいときにメジャーがあると便利です。既に持っている家電や家具(冷蔵庫やソファ)の大きさと比較し、住んだときのイメージを膨らませましょう。メジャーは住宅を傷つけないために紙製や布製、または金属部分に保護がついているものがおすすめです。
気に入った住宅のデザインや内装があれば、写真を撮って記録に残しておきましょう。マイホームを建てるときの参考材料にもなります。家づくりの打ち合わせで「このようにしたい」と意思を伝えるときに写真があれば、役に立ちます。
ただ写真撮影を禁止している場合もありますので注意。撮影する時には、必ず許可を取りましょう。
見学では、住宅メーカー担当者からの説明、気になるポイントなど、たくさんの情報を得られます。重要な情報を忘れないためにも、すぐにメモを取れるように筆記用具を準備しておきましょう。
特に「標準仕様に含まれるもの」「オプションになるもの」を聞き取ってメモしておくと、後でメーカー比較をする際に非常に役立ちます。
モデルハウスや見学会に参加することで、それぞれの施工会社の特徴をチェックできます。値段の相場や、暮らしやすい間取りなど多くのことを学べるのです。
実際に自分の目で見て触れて体験することにより、ネットやカタログだけでは分からない「空気感」や「素材の質感」を得られます。直接、メーカー担当者や住宅の施主の話を聞けるというメリットも。
まずは気軽に行ける総合展示場でイメージを膨らませ、気になる工務店が見つかったら完成見学会でリアルな家を見る、という流れがおすすめです。
引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)
引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)
引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。