注文住宅を建てるとき外観のデザインを決めるのは意外に難しいものです。最初から好きなデザインが決まっていれば良いのですが、あまりに色々なものを見てしまうと何が自分の好みと合うのか解らなくなってしまうこともあります。
せっかくの注文住宅で悩んでしまわないためには、原点に返って冷静に絞り込んでいく作業が大切です。まず注文住宅の代表的な外観デザインと、それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。
注文住宅では「他にないデザイン」と頑張り過ぎて、失敗してしまう例も多いようです。
…など。注文住宅の外観デザインで失敗する多くの例の共通点は、頑張り過ぎてしまった、考え過ぎてしまったというところにあるのかも知れません。
注文住宅の外観デザインで失敗しないためのコツは、最初はなるべくシンプルにすることです。
住まいの基本は屋内の快適さですから、極端に言えば屋外は引き渡しのときに完成していなくても良いというくらいの気持ちでいた方が失敗が少なくて済むでしょう。
毎日住み暮らしながら「ここはもう少しこうしたい」という希望を少しずつ実現していって、だんだん完成に近づけていくことも家づくりの楽しみを長続きさせるコツかも知れません。あとから修整や付け加えがしやすいという面でも、シンプルに勝るデザインはないのではないでしょうか。
健康志向住宅への意識が高まり、漆喰の壁を内装に使う人が増えてきました。漆喰の良さは、シックハウスやアレルギーなどの健康被害が少ないこと。主成分は自然素材である消石灰なので、安全だけでなく脱臭効果や調湿効果もしっかりあります。しかし、多くのハウスメーカーでは、いまだにビニールクロスの壁材が主流です。クロスは種類も多く張り替えもラクで安価なところが大きなメリット。ただし、化学物質を含み、においも独特。経年ではがれやすいのも困りものです。
こう比較すると漆喰壁は身体へのやさしさからもオススメ!職人が手作業で塗っていくので温かみがある風合いが魅力で和室、洋室どちらにも合うようにバリエーションや色味が豊富にそろっています。
引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)
引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)
引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。