岡山市で注文住宅を建てたい人に向けて、家づくりでこだわりたいポイントごとに施工事例についてまとめました。
自然素材の家とは、一般的にシックハウス症候群や化学物質過敏症を防ぐために、ビニールクロス・合板フローリング・塩化ビニールシートといった化学物質を含めない素材で建てた家のことを指します。小さなお子さんがいる家庭やアレルギーに悩まされる人など、家づくりに用いられる建材を重視している人は少なくありません。
自然素材の一例として、消石灰が主材で主に壁材として用いられる「漆喰(しっくい)」、調湿性や消臭性に優れ有害物質を吸着分解する「珪藻土(けいそうど)」、天然の木材で防虫や耐久性のある「無垢材(むくざい)」などがあげられます。
和モダン、北欧、ナチュラル、ヴィンテージ。誰もが、世界に一つだけのデザインで、おしゃれなデザインの住まいに憧れます。忘れてはいけないのは、デザインと使い勝手が両立する家であること。
間取りや窓からの光の入り方、収納など生活する上で必要な心地よさをカバーできるデザインでありたいものです。そのためには、設計士など担当者との妥協のない話し合いが大切。あらかじめ、会社のホームページやカタログでデザインの得意分野を知っておくと良いでしょう。
住宅を建てる場所にもよりますが、注文住宅は一般的に建売住宅や規格住宅よりもコストが高くなります。。
コストは「材料費」「人件費・広告宣伝費」「諸経費」の3つのポイントが重なり合ってできています。特にハウスメーカーは常設のモデルハウスなどで人件費・広告宣伝費の維持が必要なため、結果コストがかかりがちです。
一方、工務店はハウスメーカーほどの人件費・広告宣伝費をかけないため、その分ローコストに貢献できるといった面があります。
ガレージハウスは、狭小地でも駐車スペースをつくれたり、防犯性を高められたりするなどのメリットがある住まい。1階部分がガレージになるので、2階建てで設計をする場合、居住スペースが通常よりも狭くなる傾向があります。暮らしにくくならないように、設計する段階で、間取りや各部屋の配置を工夫するなど対策が必要です。ここでは、ガレージハウスの事例をいくつかお届けします。
まるで絵本に登場しそうなヨーロッパスタイルの住まいは、おしゃれであこがれている方も多いと思います。ヨーロッパスタイルの家を建てる場合、自分たちの生活スタイルにマッチしているか考慮して設計する必要があります。ここでは、ヨーロッパスタイルの事例を厳選してお届けしますので、チェックしてみてください。
シンプルモダンの家と言えば、装飾や無駄な部分がなく洗練されたイメージであり、多くの人に親しまれています。シンプルさ、モダンさを追求した住まいの場合、屋根や庇がないケースが多く、外壁が雨風にさらされるデザインとなりがち。ダメージを軽減するため、丈夫な素材を用いるようにするのがポイントです。ここでは、シンプルモダンな家の事例をいくつかお届けします。
大空間の家は、リビングから庭やテラスにつながる開口部を大きく取った窓があるので、明るくて開放的な雰囲気に仕上がります。大空間の家は、部屋の容積が大きいので冷暖房の対策をしっかりととるようにしましょう。ここでは、大空間の家の事例をいくつかお届けします。
かわいい家の定義は人によって異なるもの。ただ、趣味と居心地の良さを両立させた住まいを目指すと、かわいい家を実現できます。インテリアや雑貨までこだわり、自分の世界観を大切にした住まいづくりをしましょう。ただし、細部までこだわるほどコストがかさむため、住んだ後のことまで考えて、コストをかける箇所とかけない箇所を明確にすることが大切です。
和風な家は、居心地が良い日本らしい住まいのこと。自然素材をふんだんに使うと、和風の住まいに仕上げられます。格子や和室を取り入れると、和の趣を感じられる住まいに。ただ、生活のしやすさを考えるなら、ダイニングテーブルやキッチンカウンターなど、ほどよく洋を取り入れると、現代の暮らしに合った住まいづくりができます。
一般的に、家づくりは「ハウスメーカー」か「工務店」にお願いするもの。この会社選びが、理想の家づくりを大きく左右すると言っても過言ではありません。
ハウスメーカーと呼ばれるのは、全国規模で営業している大手の住宅建築会社のことです。独自の住宅商品をもっているのが特徴で、デザインを決めた規格商品を中心としているため設計の自由度は低め。モデルハウスを見学できるので、イメージをつかみやすいのがメリットでしょう。
工務店は地元密着の中小規模の住宅建築会社です。フルオーダーの注文住宅を中心に請け負っていて、設計の自由度が高いのに加え、希望を柔軟に聞き入れてもらえる融通性の高さも特徴。また、自社施工やモデルハウスなど広告宣伝費の維持などにかかる経費も少ないため、価格を抑えた家づくりが可能です。
注文住宅を建てることと、土地探しはセットで考えることが大切です。家づくりの舞台となる土地は、通勤や通学、買い物などの利便性を考慮するだけに止まらず、気候や風土、建ぺい率などさまざまな条件に合わせた選定が必要です。
特に土地の入手が困難な都市部や、近年多く見られる地震や水害などに強い土地など専門家からのアドバイスが不可欠。また、「この地域が好き」と言ったフィーリングも大切です。土地探しからサポートしてくれる会社もあるので、柔軟に検討してみましょう。
引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)
引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)
引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。