岡山の工務店・注文住宅メーカーおすすめ3選」を価格別で紹介-岡山の注文住宅Rakuナビ » 理想の注文住宅を建てるためのポイント » 注文住宅の住宅性能はなにで決まる?

注文住宅の住宅性能はなにで決まる?

注文住宅の安全性や快適性などの住宅性能を知るために有効な、長期優良住宅と住宅性能表示制度を説明します。

長期優良住宅と住宅性能表示制度

一般的に「住宅性能」と言われてもピンと来ないことが多いかも知れませんが、住宅性能は地震や火災の際の安全性経年劣化への配慮室内環境や音・光バリアフリーなど住宅の機能全般を指した言葉です。

住宅性能を明確な基準として評価する制度としては「長期優良住宅」と「住宅性能表示制度」があります。「長期優良住宅」は住宅の長寿命化「住宅性能表示制度」は住宅の品質向上と目的は少し異なりますが、どちらも住宅の品質を見極める指針として非常に有効なものなので、注文住宅を建てる際には大いに参考にすることをお勧めします。

長期優良住宅

長期優良住宅の評価項目は9項目です。

参照元:長期優良住宅認定制度
(https://www.hyoukakyoukai.or.jp/download/pdf/chouki_sin_2020_1.pdf)

長期優良住宅の基準に適合する住宅は、税制上の様々なメリットを受けることができます。

具体的には所得税減税の控除対象限度額の引き上げ(住宅ローン減税)、登録免許税減税、不動産取得税の控除割増、固定資産税の軽減期間延長など総合的には大きな減税効果があるため、注文住宅を建てる際に可能なら長期優良住宅の基準を意識して計画を立てると良いでしょう。

長期優良住宅はフラット50が利用できることも大きなメリットです。

住宅性能表示制度

住宅性能表示制度の表示基準は10分野にわたっています。

参照元:住宅性能表示制度ガイド
(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/070628pamphlet-new-guide.pdf)

住宅性能表示制度に適合する住宅(住宅性能評価付き住宅)には民間金融機関による住宅ローンの金利優遇や、地震保険の割引などの優遇措置があります。

また住宅購入費用を贈与される場合の非課税枠が、500万円加算される税制上のメリットもあります(※)。

参照元:住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置
(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001380644.pdf)

自然素材を使った注文住宅

現状の住宅寿命はたったの27年と言われています。一方、戦前に建てられた家は100年以上もの間住み続けられていました。この歴然の差は、建材の違いからきます。

近年はコストと効率重視なので、化学建材の使用が多くみられますが、昔は柱、床下まで自然素材で建てられていました。良い例が歴史的建造物。国産のヒノキを柱に使っていて強度があって長持ちします。長寿な住宅を目指すなら、品質と性能を保証された無垢の木を使った家づくりを目指しましょう。

本当の意味での健康住宅とは?

健康住宅というと、無垢の建材を骨組みに使った建物、自然素材を使用した内装などがまず思い浮かびますが、より深く考えていくと、暮らしに直結したポイントがあることに気づきます。それは、空気、温度、水。

家の建材にこだわって化学建材は一切使用せず、漆喰、米のりなど天然素材にするだけでも、家の中の空気を健康的に変えることができます。また、家の中の温度が一定に保たれ、ヒートショックを起こしにくい調温性能、キッチンだけでなく、お風呂、トイレで、安全な水が使えることなど、本当に家族にとってやさしい、健康な住宅を建てたい方は、こうしたポイントも押さえておきましょう。

「こだわり×
コストで探す」
岡山の注文住宅メーカー・工務店
おすすめ3選

「建物価格×性能」の予算別で探す
岡山の工務店・注文住宅メーカー

1,000万円台で
コストパフォーマンス
重視の家
独自の定額制規格住宅で
格別なコストパフォーマンスを実現
アイム・コラボレーション
アイム・コラボレーション

引⽤元:アイム・コラボレーション(https://im-c.jp/)

参考坪単価
49万円〜
参考上物価格
1,764万円
UA値
0.55
C値
0.9

※参考上物価格は36坪(岡山県の戸建ての平均)で計算

施⼯事例を公式HPで⾒る

特徴を⾒る

2,000万円台で
オシャレで快適に暮らせる
理想の家
無理のない予算で
快適な理想の暮らしを実現
SPECIALABO
SPECIALABO

引⽤元:SPECIALABO(https://specialabo.co.jp/)

参考坪単価
60万円〜
参考上物価格
2,160万円
UA値
0.45
C値
0.7

※参考上物価格は36坪(岡山県の戸建ての平均)で計算

施⼯事例を公式HPで⾒る

特徴を⾒る

3,000万円台で
性能とデザインを
追求する家
断熱性、快適性、耐震性、デザイン性の
すべてを、高次元で融合
SANKO
SANKO

引⽤元:SANKO(https://www.sankohousing.co.jp/

参考坪単価
90万円〜
参考上物価格
3,240万円
UA値
0.26
C値
0.04

※参考上物価格は36坪(岡山県の戸建ての平均)で計算

施⼯事例を公式HPで⾒る

特徴を⾒る

UA値、C値が生活に与える影響

UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。

C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。

Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。

また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。

参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)

【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点) 31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。

【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。