賃貸物件に住んでいる人でも、今と変わらないくらいの支出で住めるかもしれないローコストの家。ここでは、注文住宅の中でもローコストで建てられた事例を紹介しています。ローコストで家を建てる極意についてもまとめました。
複層住宅という床の高さを変化させることで、空間を広く使えるような設計が特徴の住まいです。
子ども部屋も夫婦の寝室もどちらも確保できるのが特徴。建物外に駐車スペースが取れなさそうな場合でも、複層住宅なら1階部分に駐車場の設置ができます。
また、限られた空間で色々な部屋を作れるだけでなく、ローコストで建てられるので複層住宅は人気があります。
半地下を作ることもできるのも複層住宅の特徴です。天井高は割と低めではあるものの、荷物の保管場所としては重宝します。食材を保管しておいたり、子どもの遊び道具を収納しておいたりと使い方は無限大です。
出入り口は広く、階段下から出入りできるので、外で遊ぶのに使ったベビーカーも簡単に収納できて◎。防音性に優れていることから、半地下のスペースで趣味の楽器を楽しむ人も多いようです。
ローコストで家を建てるための秘訣を3つ紹介します。費用を抑えたいと考えているなら、下記の家を検討してみてください。
カムカムホームは、岡山市北区にある注文住宅会社です。光冷暖房システムや太陽光発電システムを扱う会社で、予算に合わせて複層住宅のプランも選べます。
カムカムホームは、年5回の訪問を、住宅の引き渡しから10年間続けています。家族の誕生日のお祝いやお中元、お歳暮の時期に訪問するので、家に住んでいて困ったことを気軽に相談できる環境が整えられているのです。
ローコストで家を建てられて、保証も手厚いと岡山市内で人気を集めています。施主の誕生日やお歳暮などのイベントごとも大切にしてくれる会社で、誕生日にはケーキを配達してくれるなど独自のサービスがあります。
エコハウス岡山はロフトが標準装備の注文住宅会社。ロフトは、夫婦2人で暮らす家なら荷物置き場として使うのも良いですし、子ども部屋にするなら布団を置くスペースとしても活用できます。
少ないスペースで収納場所を確保できるだけでなく、新たにロフトを作るために追加料金を払わなくて済むので、コストを抑えるにはピッタリです。
エコハウス岡山が提供しているスマートハウス『シンプルモダン』の施工事例です。28坪から建てられる家で、限りある空間を生かすことできるような間取りとなっています。
キッチンはリビングと繋がっており、奥に和室を設けたり、天井の梁を見せたりすることで圧迫感がありません。また、キッチンは空間を広く見せるために、吊り戸棚ではなく下に収納スペースがつくられています。
ローコストで家を建てるなら坪数も大事ですが、下記の点に注意してみましょう。上記の施工事例から分かる、ローコストで家を建てるために取り入れるべきことを3つ紹介します。
エコハウス岡山は岡山市東区にある注文住宅会社で、3つのプランがあります。プランにより坪単価や建物価格が異なり、セミオーダーメイドの『ラチュレ-LatyuLe』は、自然素材を採用しているにもかかわらずローコストで建てられると人気です。住宅展示場がない分、モデルハウスまで足を運ぶのは大変ですが、安く建てられるというメリットがあります。
また、同プランでは設計原則であるレイアウトコードに沿って設計されるので、自由度は低くなりますがコストを抑えるのにはうってつけです。モデルハウスは一定の開放期間が終わると安く販売されるため、多少の汚れがあっても問題ない場合はそれらを購入するのも1つの選択肢でしょう。
スペースを有効活用するべく階段上のちょっとしたスペースをお母さんが作業できるデスクを設置している住宅。上から子どもがテレビを見ている様子などをうかがうこともできるため、安心して作業に打ち込めます。
自宅で仕事をすることが多いお母さんは、家族の存在を感じながら作業ができるのでおすすめです。ローコスト住宅を建てるときは、スペースをいかに有効活用するかが重要となってくるので、ちょっとした空きスペースも利用しない手はありません。
住宅の1階スペースは、キッチンカウンターを採用。リビングには小さめのテーブルを置くことで動線を確保することができています。また、リビング横には和室もあるため、小さい子どもを遊ばせたり、来客をもてなしたりするときも困りません。
坪数がそこまでなくとも、家事動線に配慮した間取りにすることでお値段以上の高見えする住まいとなっています。
コストを抑えるポイントを3点ピックアップしています。コストを抑えるのに役立つこと間違いありません。
タカ建築は、岡山市北区にある注文住宅会社です。ローコストで家を建てられるのはもちろんのこと、ランニングコストを抑えたつくりが話題となっています。 高気密や高断熱の住まいで一年中快適に過ごせて、かつ冷暖房費を削減することができます。
また、計画換気システムを採用しているので、綺麗な空気を循環させることが可能です。カビやダニ、花粉の発生を抑えられるため、小さいお子さんがいても安心です。
高齢のご両親のためにコンパクトながらも機能的な平屋住宅を実現。工務店との連携によってローコストでの建築が可能となっています。こちらの住宅を手がけた株式会社茂山組の平屋シリーズの先駆けとなった住宅です。
建築事業・再生エネルギー事業・架台メーカー事業を手がける企業。設計から施工までを一貫して自社で対応できる点が特徴。住宅の建築においては、プロの設計士がお客さまの理想の住まいを提案することができます。
リビングの中央にある三角ニッチとアクセント天井がポイント。三角ニッチには好きなインテリアを飾って楽しむこともできます。ダイニングにはペンダント照明を設置することによって、家全体がカフェのような雰囲気になっています。
「建てた後の暮らし」を楽しめるように、住宅ローンの負担が少ない住まいづくりを行っているハロウス。お客さまのライフスタイルを大切にし、見えないところにもしっかりとこだわった丈夫な家を提供しています。保証体制が充実している点もポイント。
ローコスト住宅は、コストを相場よりも抑えて建てる住宅のことを指します。注文住宅会社はいくつかの住宅プランがある場合が多く、ローコスト住宅を売りにしている会社もたくさんあります。
予めある程度決まっている設計の中から、坪数やライフスタイルに合わせて調整していくという会社が多いでしょう。
そのため、コストを抑えるために、完全自由設計の家ではない場合がほとんどです。ただ、ローコスト住宅だからといって欠点があるわけではなく、特にこだわりがなければコスト面を重視するのも良いかもしれません。
ワンフロアにいくつか部屋を作ると、その分費用がかさみます。そもそも、コストを抑えようとしている人は少ない坪数で建てようと検討しているはず。
坪数が少ないなどの理由でワンフロアの広さが十分に取れない場合は、いくつか部屋を作ると圧迫感がでやすいので間取りをシンプルにするべきです。
間取りを極力シンプルにすればコストを抑えられるだけでなく、開放感を演出することもできます。狭小地に建てられた複層住宅などではワンフロアに1部屋が一般的で、4~6層ほどのフロアをいかに有効活用できるかがカギとなります。
UA値とは、家の断熱性能を表す数字です。値が低いほど、家の中の熱が外に逃げにくくなります。つまり、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
C値とは、家の隙間の少なさを表す数字です。値が低いほど、家の中に隙間が少なく、外から風が入りにくくなります。つまり、冷暖房が効きやすくて、快適な家になります。
Ua値やC値が0.1違う場合、年間の冷暖房費に約3~5%程度の差が生じると言われています。数値が0.1高い場合、年間の冷暖房費が15万円の家庭では、約4,500円~7,500円の追加費用が発生し、室温については1~2度程度の差が生じると言われています。
また、地域の特性上高い住宅性能が求められる北海道では、UA値0.46が基準(省エネ基準)とされており、この数値より低い場合は、東北地方や北海道などの寒冷地にも適合できるほどの住宅性能を持っているといえるでしょう。
参考:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/insulation.html)
【選定基準】
「岡山 注文住宅」とGoogle検索し、表示された上位50サイトの中で注文住宅会社は31件でした。(2024年4月調査時点)
31社から、上物価格を「1000万円台の家」「2000万円台の家」「3000万円台の家」で分け、住宅性能(耐震性能3等級以上、Ua値、C値)を明記している中で価格帯別に最も坪単価が安い注文住宅メーカーを選出しました。アイム・コラボレーションの坪単価は「SUUMO」(https://suumo.jp/chumon/tn_okayama/rn_imc/?ichiranIdx=3)、SANKOの坪単価はステップハウス(https://www.stephouse.jp/company/view/172/profile/)の情報を参考にしています。
【参考上物価格】
岡山県の平均一戸建ての広さが約36坪。(参照元:株式会社ヘルシーホーム https://www.healthy-home.co.jp/column/251/ ※情報は2018年10月時点)。これに各社の坪単価をかけて参考上物価格を算出しました。